カリンの宿(花梨客棧)

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絶対タメになる澎湖実情2018版 おすすめ時期編

20162017版「絶対タメになる澎湖」シリーズはこちらから。

前回の絶対タメになる澎湖実情2018版 澎湖近況と現状編ですが、たくさんの方に見ていただいているようでとてもありがたいです。

私も、自分が持ち得る有用な情報をできるだけたくさんの方に配信できたら良いなと思っております。

というわけで、今回も引き続き、”絶対タメになる澎湖実情2018版”をご紹介いたします。

またまた長文失礼いたします。

今回は季節ごとの特徴や、おすすめの時期について書いていきます。

例えば

 ・いつごろ行くのがいいの?

 ・勉強だけでなく、観光も満喫したい!

 ・むしろ観光だけで行きたい!

といった方に耳よりな情報(にしたい)です。

目次

シーズンごとの特徴

澎湖は中国語の学習に最適な環境であることだけでなく、夏は台湾人が観光に来るリゾート地であるため、勉強も遊びも楽しんで帰られる方がたくさんいます。

観光シーズンと閑散期はそれぞれ約6ヵ月毎となっていますが、夏の顔と冬の顔が全く異なるため、とても興味深いです。

それでは、季節ごとの特徴を見ていきましょう。

夏 ~台湾のハワイと呼ばれるビーチリゾートの魅力を余すことなく満喫~


一般的に4月中旬ごろから9月末までぐらいの時期です。

例年、4月中旬~6月中旬には週2回の花火大会が開催され、たくさんの台湾人観光客が押し寄せます。

シーズン中はたくさんの観光船が航行し、澎湖から更に離島に行くツアーなどにとても便利です。

海や観光スポットに行くのにとても良い時期です。

観光シーズンしか開かない有名店などもあるため、澎湖の全力を目の当たりにできます。

すなわち、遊ぶのに最適な時期です。この時期に部屋に引きこもって勉強ばかりするのは個人的にはもったいないと思います。

たくさんの台湾人観光客もいるので、澎湖以外の人たちとも友達になれる機会があります。

冬 ~地元民との交流と、噛めば噛むほど味が出る澎湖の魅力をゆっくり堪能~


だいたい10月あたりから、風が強くなり気温も下がり始めます。

街は閑散とし出して、冬場は店をしめるところもありますが、逆に人気店などには入りやすくなります。

お客さんがそこまで多くないため、夏場にピリピリしていた店員さんも気さくに話しかけてきてくれたりします。

お気に入りのお店を見つけて、地元の人と仲良くなるチャンスがたくさんあります。

風が強い日は無理して外出せず勉強に集中するのもいいと思います。

逆に、天気が良い日は観光地に行ってもよいでしょう。観光客が少ないので観光スポットを独り占めできますよ。

 

滞在時期

ここで、おすすめの滞在時期を長期滞在と中短期滞在にわけて書いていきましょう。

おすすめの滞在時期 ~長期滞在編~

もし澎湖に長期滞在(6ヵ月以上)で語学学習することに興味があるなら、冬からの滞在をおすすめします。

※6ヵ月も澎湖にいたら、すっかり澎湖が気に入ってしまって、滞在期間を更に延長してしまう可能性がありますのでご注意ください。

ゆっくり澎湖を楽しみながら学習が可能

 →風が強い日は無理をせず部屋でゴロゴロしながら学習。

 →天気が良ければ観光地へ行き、観光客のいない風景を独り占めできる。

 →澎湖の土地勘や日常などをじっくり体感できる。

 

時間を使って地元民と交流

 →観光シーズンに混んでいるときに比べて、店の人の応対が親切。

 →忙しくない時は仕事そっちのけで話しかけてくれたりするため、仲良くなれる確率が上がる。

 →観光客が少ないため、町ゆく人が澎湖人である可能性が高い。

 

観光シーズンより余計に自由が利く

 →人気店に並んだりする必要がなくストレスフリー。

 →観光客のバイク集団や大型観光バスが走っていないため、自転車やバイクで出かけるのに安全。(但し強風は注意)

 

地元民しか体験しない閑散期の文化

 →冬にしかないイベントに参加できる。

 →春節、元宵節に参加したり、その時期の澎湖の様子などを知ることができる。

 

夏に近づいてくるワクワク感を味わいながら生活ができる

 →風の弱い日や、雲一つない青空の日がどんどん増えてくることで気分が高揚する(個人差あり)

 →冬場に培った中国語力を観光シーズンに爆発(爆裂発揮)できる。

 

冬の閑散とした雰囲気と夏の賑やかな様子のギャップ萌え

 →夏まで待って良かった!と思えるくらい楽しい(夏好きな人限定)

 →ビールもおいしい(酒飲み限定)

 

おすすめの滞在時期 ~中期、短期滞在編~

滞在時期がこの時期にかぶってると楽しいかもしれないですよ!という内容です。

澎湖花火節(例年4月中旬~6月中旬)

今や澎湖の代表イベントとなっています。約2か月間の長いスパンで行われます。
日本では絶対に体験できないくらい、花火が近いです。
ちなみにもう10年以上続いているイベントですが、事故は発生していないようです。
例年、花火は開幕と閉幕の時が一番豪華です。

 

夏真っ只中(7月~8月)

南国感を存分に味わえます。観光するには100点の時期です。
海、海鮮、バーベキュー、バイクツーリング、自然景観の堪能など、夏が好きなら何をやっても楽しいです。

 

秋のイベント期間(9月)

冬場は観光客数に頭を悩ませる県政府が、毎年のごとく9月くらいから観光客寄せ作戦を開始します。
ここ数年は、花火期間の延長が主で、そのほかにプロジェクションマッピングや、光のショーなどがあります。
花火期間の延長があれば、花火節を見逃した方でも同じくらいの規模の花火が見られるのと、気温も少し落ち着き始めるため夜は涼しく、とても良い時期です。
また、例年9月末には澎湖搖滾音樂節(ポンフーロックフェス)が無料で見られますので、そちらもおすすめです。

 

春節、元宵節(旧暦1月1日~15日)

旧正月の1月1日~3日は毎年福建省の雑技団が3daysで公演に来ます。無料で見られます。
また、夜市のない澎湖ですがこの時期は街中に屋台が立ち並びます。

旧暦の1月15日の元宵節までは、澎湖でしか見られない乞龜の文化など、離島の春節文化を体験できます。
元宵節には各廟で様々なイベントが大々的に執り行われます。

 

日本のGW期間(個人的おすすめ)

日本のGW期間である、4月29日~5月7日あたりをおすすめします。
理由は
 ・台湾では特に連休でないため混雑しない
 ・5月上旬だとまだそこまで暑すぎず過ごしやすい
 ・花火節ももう始まっているし、観光船もあるため離島も行きやすい

但し、なんとか国際線を先に確保する必要があるでしょう。

 

まとめ

シーズン毎の特徴と、おすすめの時期について書いてきました。

必ずしも夏が好きな人ばかりではないため、寒いほうが好きな方は冬場の澎湖でゆっくり語学学習も良いかと思います。

上記の特徴を踏まえ、是非次回の澎湖旅行を考えてみてください。

この素晴らしい澎湖にいらっしゃる皆様を祝福いたします。

いったん、ここで今年のタメになるシリーズは閉じますが、また追加で書くものが思いついたらその時は更新したいと思います。

長文お読みいただきありがとうございました。