離島ツアー2 花猫と東嶼坪
更新がしばらく滞ってしまいました。
最近ブログを公式サイトの外部に新設しようかと画策中です。
今回は、花貓(花嶼、貓嶼)と、東嶼坪に行ったときのことを書きたいと思います。
当日は、前回同様天候に恵まれませんでした。前半貓嶼を巡航した時はまだ雨はありませんでしたが、花嶼の灯台に向かう途中から雨が降り始め、その後は弱くなったり強くなったりで少し損した気分になりました。
運なのでなんとも言えませんが、、、
まずは、南海遊客中心から船に乗ります。
目次
猫嶼
南海は北海に比べ距離が非常に長く、最南端の七美島まで船でおよそ片道1時間半かかります。
貓嶼までは約1時間程度かかりました。
南海を観光する場合酔い止めは必須ですね。
貓嶼は野鳥が多く住む島で、島というよりは巨大な岩に近く、人は住んでおらず上陸もできません。
今回は、周りを巡航して島の様子を観察してきました。
左側が小貓、右側が大貓と呼ばれ、合わせて貓嶼と呼ばれます。
島には自然に出来た無数の洞穴と、たくさんの野鳥たちのフンで白くなった岩肌、そして深い藍色の海水が印象的でした。
洞穴に接近したときの動画を撮影しました。↓
子猫と親猫が丸くなっているように見えなくもないですね。↓
花嶼
貓嶼を巡航した後は、澎湖最西端の島である花嶼へ向かいました。
貓嶼から船でだいたい30分足らずでしょうか。
港では恋人石がお出迎え。
大きい島ではないので、ガイドに連れられ歩いて観光します。
先ほどの貓嶼が遠くにうっすら見えます。
花嶼のほとんどの住居には石敢當が設置されていました。
石敢當は魔除けのようなものなのですが、花嶼は場所が場所だけに生活が不便であり、情報網の発達の問題などもありさまざまな災害が発生したときに神頼みすることが多かったことから、各住居毎に石敢當を設置していたそうです。
石敢當の密度は澎湖で一番だそうです。
そして、いよいよ澎湖最西端の灯台に行こうというときにだんだん雲行きがあやしくなり、雨が降ってきました。
灯台への道は遠く。。。
雨に打たれながらなんとか灯台へ到着しました。
花嶼の灯台は背が低い灯台でした。
灯台の高さは海抜、模様はその地域の霧の発生度などで決まるそうです。
花嶼は霧がほとんど発生しない場所であるため、灯台の色が白くても問題ないそうです。
目斗嶼の灯台がボーダーカラーであることや、背丈が高いのもそういった理由があるようです。
というわけで、雨のため長居はせず山を下りて昼食をとりました。
正直、雨天であることを悔やみました。
天気が良ければ海を見ながら食べたかったですね。
まあ、運なのでしょうがないですが。。。
東嶼坪
昼食後は、船に戻り次の目的地である東嶼坪へ。
島に到着時は運よく雨が上がりました。
港でサボテンジュースを受け取り、またガイドに連れられ歩いて島を回ります。
島にはたくさんのヤギがいました。
離島ではよく見る光景ですが、この島ではヤギが島を占拠しているような印象を受けました。
後で登る山です。
上からの眺めは最高でしたが、後でこの急こう配を下りることになります。。
集落は海沿いの平地に集中しており、山のほうはもともと農業に利用していた形跡はありますが、現在は草地となっています。
雨天にもかかわらず、山の上から見下ろす集落と海が美しかったです。
写真は特に加工はしていないのですが、まるで一つの作品のように見えてしまうから不思議です。
ちなみに、この島は登録上もう人が住んでいないらしい(無人島)ですが、個人的に訪れて生活したり泊まったりしている人はいるようで、多少の生活感はありました。
実際にトイレなども使えましたし、水や電気は供給されているようです。
というわけで、下山します。
そんなこんなで帰路に着きました。
帰りは約1時間30分程度船に揺られました。
まとめ
今回は沿著菊島旅行という澎湖の観光関係の会社が企画したツアーでした。
歩く距離が長いのと、高低差もあるため体調管理に気をつけたほうがいいです。
それとやはり天気の問題と、あと昼食はもう少し広いところを用意したほうがいいかもしれないと思いました。
もともと、ポスターに食事は東嶼坪のようなことが書いてあるので、雨天により今回は花嶼に変更になったのかもしれませんが、少しお粗末に感じました。
花嶼は、お世辞にも環境が綺麗だとは言いづらく、行く人によってはあそこで食事はきついかもしれません。
個人的には、貓嶼が一番のお気に入りスポットでした。
海の洞窟ということで、藍洞に少し似た雰囲気がありますが、藍洞は時間や季節の条件が合わないと青く見えないのはおろか、潮の流れが強く撮影もなかなかままならず、洞窟に近づくのもなかなか困難なのに比べ、貓嶼は間近で洞窟が見られるのと揺れもそれほどないため撮影も楽です。
間近で見られて、自然の壮大さに感動を覚えました。
今回かかった費用
ツアー代1950元
次回は、吉貝に行った時のお話。
吉貝自体は何度も紹介しているため、写真メインで書きます。
もしくは、ブログを移行するかもしれません。
そのときはまたこちらでお知らせいたします。