澎湖國際海上花火節(ポンフー花火フェスティバル)と武轎(電飾神輿) その2
澎湖國際海上花火節(ポンフー花火フェスティバル)と武轎(電飾神輿) その1から、前回の続きです。
目次
シェラトン前に神輿大集合続き
南甲海靈殿
街中の馬公港近くに位置する南甲海靈殿の神輿。
現在海靈殿は再建中で、この神輿は烏崁靖海宮の倉庫に靖海宮の神輿に並べて保管してあります。
烏崁には澎湖の電飾関連全般や電音、音響を手がける技師がいて、靖海宮の神輿はそこでメンテを行うためそこに海靈殿の神輿が保管されているのは都合が良いですね。
この神輿の特徴は、両サイドから花火が放射できることと、後面の放射器に車のワイパーが利用されており炎が旋回します。
潭邊東明宮
東衛から北へ、跨海大橋の方面へ向かう途中の1本目の橋、中正橋の少し手前西側に位置する潭邊東明宮の神輿です。
この潭邊東明宮も常連で、神輿練り歩きの際には欠かせない存在です。
以前はLEDが少なめで、火も噴かないため落ち着いたイメージがありました。
神輿自体もコンパクトではありますが、今回電飾が大幅リニューアルされており、きらびやかな神輿に仕上がりました。
蒔裡水仙宮
澎南に位置する蒔裡水仙宮の神輿。
神輿に液晶モニタ、レーザービームを搭載しており近未来感のあるデザインです。
ちなみに、液晶には神輿上部に設置されている監視カメラの映像が映し出されるようになっています。
神輿紹介まとめ
単に神輿といっても、澎湖の神輿は電飾、ファイヤー、ダンスミュージックを伴い夜を盛り上げてくれます。
また各廟ごとにまるで競うかのように工夫を凝らし独自の神輿を作り上げています。
今後技術の発展とともに神輿も近代化していくことでしょう。
これからどう進化していくのかとても楽しみです。
開幕花火
神輿の出発を見送った後、觀音亭に向かいました。
すでにすごい数の人、人、人。
ステージではちょうど蕭煌奇のコンサートが。
人ごみを掻き分けできるだけ前に陣取ります。
そして花火開始!
今回のハイライト、花火の滝。
花火終了後の帰りも混雑。
急ぎ足で中正路のマック前に向かいます。
開幕花火まとめ
今年は雨も上がり、風もほとんどなく、打ち上げは大成功で花火の滝も見られてとても得した気分です。
昨年は天候不順に強風、花火の途中で制御線に引火、そのまま花火が暴走してランダムに上がり続けるという失敗がありました。
それから、安全面と確実な打ち上げの遂行のためにいろいろ試行錯誤し、今年の開幕花火に臨んだのだと思います。
そんな感動も覚めやらぬまま、澎湖が誇る伝統の電飾神輿でフィニッシュを飾ります。
つづく