カジノ法案反対派勝利と伝統
こんばんは。
澎湖は先日カジノ建設の賛成反対に関する島民の投票が行われ、
結果的に反対派が圧倒的勝利を収めました。
下馬評というか、澎湖に住んでいる感覚的には、賛成派が勝利することはまず無いと思っていましたが、そのとおりでしたね。
澎湖人が正しい選択をしたな、と安堵いたしました。
その投票の前日には反対派による音楽祭が菊島之星という船の形をしたお土産やの前で開催されました。
そして、鎖港では、いつものプロジェクションマッピングではなく、今回は伝統の電飾神輿が大集合しました。
福建省の東山關帝廟という廟から神様が初めて澎湖を訪問したということで、鎖港に停泊し、夜は電飾神輿による挨拶のようなイベントだったようです。
これを見て、澎湖を感じました。
澎湖はもともとこうであって、これからもこの姿であり続けるのが良いな、と。
もしカジノができたらおそらく入り浸る若者など地元民も数多くカジノに吸収されることでしょう。
そうなっては澎湖の伝統が壊れていくのは目に見えているので。
今回カジノ法案が通らなかったことで、カジノに期待していた人もいるとは思いますが、大多数の人は澎湖に自然景観や穏やかでのんびりした雰囲気を期待していると思います。
澎湖はめでたくこれからも澎湖であり続けることができます。
みなさま、安心して澎湖をお楽しみください。