カリンの宿(花梨客棧)

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澎湖の西側 ~ 竹灣散策の巻

澎湖は、いくつかの島が橋によって繋がれ、ひらがなの「つ」のような形となっています。

これの、左側に位置する島が西嶼です。

西嶼へは、全長2kmを超える跨海大橋を渡っていきます。

渡ると、漁翁がお出迎えしてくれます。

目次

いざ竹灣へ

しばらく道なりに走ると、左側にピーナッツと漁船のオブジェが見えてきます。

竹灣村には造船所がありますので、漁船のオブジェも完成度が高いです。

大漁を表現したのかわかりませんが、シュールな光景です。

大義宮と矢印が出ていますので、そちらへ向かいます。

夜の写真ですみません。。

この門をくぐり抜けて、下ると右手に見えてくるのが大義宮という廟です。

竹灣村を守る大義宮

立ちはだかる黄金の二人が印象的です。

右側の入り口から入ってください。

※ここで補足ですが、廟の基本的な入り方は右(龍の彫刻の側)から入り左(虎の彫刻の側)から出る、です。高雄の龍虎塔と同様です。

こちらの廟の主神は文衡聖帝(関羽)で、商売繁盛の神様で、ほかにも王爺などが祀られています。

こちらの廟はここ数年でリフォームされていますので中がとても綺麗です。

竹灣大義宮は先日の神輿練り歩きにも参加しています。

勇ましい姿ですね。

関羽は赤い顔なので、この神様は王爺かと思われます。

このように、廟には複数の神様が祀られており、行事によって出番が違ったりするので面白いですね。

先日のイベントについてはこちらをご参照ください。

 

地下には意外なものが…

実はこちらの廟、通常の廟とは違いある意外なものが見られます。

それがこちらです。

なんと、こちらの廟、ウミガメを何匹も飼っています。

実は、昔、まだウミガメなど海洋生物の保護の制度が整理されていなかったころ、漁船の網に引っかかってしまったウミガメをこちらの廟で保護したのがきっかけで、現在まで至ります。

今さら海に放流するわけもいかず、廟で飼い続けているということです。

定期的に獣医がウミガメの健康状態をチェックしにやってくるそうで、ウミガメたちの健康状態は良好で、写真ではわかりませんがなかなか大きいサイズのウミガメが大きな水槽の中に何匹も泳いでいます。

廟の左側にこのような地下への入口がありますので、こちらからお入りください。

入口の募金箱は、お気持ちで募金をどうぞ。

地下は白化したサンゴを用いて洞窟のように作られています。

色付けされたカラフルなサンゴたちが独特な雰囲気を醸し出しています。

外に出ると、廟前商店の飼い犬わんこが日向ぼっこしてました。

さらに追いウミガメ

大義宮からさらに下ったところに、竹灣活動中心があります。

こちらは市民センターのようなもので、村人の集まりなどで使われる施設ですが、広場のスペースにウミガメのオブジェがあります。

色彩鮮やかですので、撮り方によって写真映えしそうですね。

澎湖の超有名曲、「潘安邦/外婆的澎湖灣」 の歌詞です。

潘安邦とは?外婆的澎湖灣とは?と言う方はこちらをどうぞ。

竹灣から見渡す対岸

先ほどの大義宮から少し上がったところに、見晴らし台があります。

日除けは甘いですが、座れますので大義宮前の売店でお茶でも買って、飲みながら休憩に良いかと思います。

この見晴らし台から、対岸(馬公市街地)を望むことができます。

なかなかいい眺めだと思いますよ。

繼光休憩園區

休憩するために整理されたスペース、でしょうか。

正直ここについてはまだ不明な部分が多いです。

おそらくまだ整理中なのだと思います。

中は歩けるように道が敷かれており、トーチカなどは投げっぱなしになっています。

今後また変わっていくと思いますので、また何か情報が入ったら更新していきたいと思います。

最後に

西嶼鄉竹灣村について紹介させていただきました。

澎湖は一つ一つの村に個性があって、深く掘り下げても楽しめる場所です。

もし長期滞在されるなら、狭く深い観光というのもまたおすすめですよ。

全然関係ないけどアゴから着地したように見えませんか😂