2020 澎湖花火節 武轎踩街回想1 紹介編
今月初めの話ですが、2020のポンフー花火フェスティバルも閉幕をむかえました。
結局コロナは収束しませんでしたので、今回の花火フェスを経験された日本の方は少ないと思います。
花火節の開幕と閉幕、それぞれの時期に合わせまして澎湖の代表文化の一つであります武轎踩街(ポンフー電飾神輿練り歩き)が開催されました。
今回もその様子をシェアさせていただきます。
目次
毎年恒例 電飾神輿渡御
台湾はコロナショックからいち早く立ち直り、経済活動などもほぼ支障なく再開されてきています。
毎年数万人を動員して開催される花火フェスや、メインストリートに人がごった返すこの神輿渡御なども無事に行われました。
台湾といえば、各地に派手なガラス細工を施した廟が見受けられますが、澎湖は特に廟の密度がとても高く、信仰の厚い場所。
台湾本島よりこういった文化が身近であり、廟のイベントなども頻繁に行われます。
この電飾神輿は、そんな澎湖の廟宇文化が澎湖独自に進化した形の一つで、台湾本島では見ることができません。
武轎踩街とは? いつ見られる?
毎年、花火節開幕もしくは無事閉幕したことを祝って、澎湖の各地(西の果ての廟「外垵魯國大夫」から東の果ての廟「菓葉聖帝廟」まで!)から神様が中央に集まり、行列をなして街中を練り歩きます。
※今回は澎湖最南端の離島、七美(澎湖本島から船で1時間以上かかります!)からも神輿が来てます!
今回の神輿渡御は澎湖の街中、メインストリートを下ったところにある広場から始まりました。
例年はメインストリートを通って、最後に近くの廟に挨拶をして終わる流れです。
実はこの練り歩きですが、簡単に見られるものではありません。
まずは、今回(開幕と閉幕)参加した神輿を↓に紹介いたします。
開幕と閉幕両方に参加した神輿もありますが、合計23台となっています。
例年ですと、このイベントは花火フェスの開幕もしくは閉幕に一回、神輿の会による観光貢献で一回、旧正月の一回目の満月の記念日である元宵節に一回。
つまり、一年に3回程度となっています。
また、日本の神社と同じく地域での神輿練り歩きはありますが、電飾神輿が出動するとは限らないため、見られる機会は限られます。
こんなに廟のイベントがたくさんある台湾、ましてや澎湖でも年に3回程度しか見られないイベントですので、見られた方はラッキーです。
むしろ、このイベントを狙って澎湖に来る、というのはいかがでしょうか?
次回は動画を用いて多少ご紹介させていただけたらと思います。