2020新年快樂!澎湖の乞龜文化についてご紹介
改めまして明けましておめでとうございます!!
2020新年の挨拶から、今回は旧正月ということで改めて新年のご挨拶でございます。
今年は毎年恒例の雑技団がなく、跨海大橋を渡るイベント「逆風大行軍」もないということでやや落ち着いた年明けとなっております。
ですが、カリンの宿が毎年心待ちにしているイベントはばっちりありますよ!
まだ公式に日程発表されていないため日程は控えさせていただきますが、近くなったらまたこちらでご紹介させていただきたいです!いや、できるように頑張ります!笑
というわけで、今回は澎湖の乞龜文化について紹介させていただきます。
目次
米でできた亀は旧正月の風物詩
旧正月シーズンになると廟で必ず見かける亀の形をした何か。
お餅状のものや、パン状のもの、飴でできたものなど様々です。
その中でも特に目を引くのは米袋を大量に並べて作った亀です。
米亀の由来

米亀の由来は、もともと平穏無事を願うためです。
・亀が長寿であること
・”亀”の発音が”歸(帰る)”と同じ。海に出た漁師が無事に”帰る”ように
・亀が吉祥の象徴であること
これらの理由により各廟ではポエを使って”亀”を求めます。
旧正月の15日後である元宵節以降は、村人にこの米亀の米(平安米という)が渡され、この平安米を食べて1年の平穏無事を祈ります。
米亀作りの手伝い体験
今回、お客様とともに米亀作りに参加してきました。

米亀を作るにはコツがあり、職人(白い帽子の人)の手によってさまざまな米亀が作られていきます。
特に頭の部分は作るのが難しく、職人が慣れた手つきで組み立てていきます。
お客様と我々は米運びの手伝いをしました。

この米亀には7000斤もの米が使われています。
このように、旧正月時期には伝統的な文化の体験ができるチャンスがたくさんです。
最後に
旧正月の風物詩である米亀について紹介させていただきました。
澎湖ではこれから元宵節に向けてどんどん盛り上がってきますので、ぜひ今の時期に日本や台湾本島では味わえないような新しい体験をしに来てみてはいかがでしょうか。
今年もカリンの宿であなたのお越しをお待ちしております。
それでは、改めまして2020年もよろしくお願いいたします。