餅撒きで2019年の運も急上昇?!
好久沒有新船下水了~~~
外垵村來了一艘新船《億萬財六號》
大家一起來撿糖果麻糬沾喜氣!
久しぶりに新しい船のお祝いがありました。
外垵に新しい船「億萬財六号」がやってきました。
みんなで一緒に飴や餅を拾って祝い喜びを分かち合いました。
餅を撒いて幸せをおすそ分け
澎湖では新しい船ができると、大漁と航海の無事を祈って、餅撒きが行われます。
実は、この餅撒きは2017年くらいまでは割と頻繁に行われていたのですが、2018年に入って船の新装がひと段落したようで、しばらく餅撒きイベントは開催されていませんでした。
詳しい人によると、船はだいたい2~30年くらいに一度新しいものに代えるらしく、2017年まではその周期にちょうど合致する時期であったため、餅撒きも頻繁に行われていたとのことで、今後この餅撒きイベントの回数は減ってくると思いますので、参加できた方はとてもラッキーだと言えます。
このイベントに参加できてラッキー、さらに餅や飴、澎湖名産の炸棗(揚げ餅)を拾ってラッキー、そして祝いの場にいられてラッキー。
一度にトリプルのラッキーが得られるというわけですね。
目次
澎湖で頻繁に行われる餅撒き
澎湖では新しい船のほかに、廟の改修工事の節目節目や、神様の誕生日祝いなど様々な場面で餅撒きが行われます。
その中でも、日本と共通する餅撒きのタイミングとして上棟式があります。
五德威宮上樑
去る2018/12/18に澎湖の南、澎南の五德という場所の角頭廟、威靈宮の上棟式が行われました。
廟の上棟式はもちろん普通の家屋とは一味違い、様々な厄除けや魔除けなどの儀式があります。
↑神様たちも様子を見守ります。
ピンク色のはお供え物の餅、手前と後ろの山積み段ボールの中に撒く用のお菓子がぎっしり入ってます。
一通り儀式が終わった後棟木がクレーンで持ち上げられ上に運ばれます。
そして、餅撒き開始。
今回はあまり取れませんでしたね。
その他の餅撒きイベント
以前にも、餅撒きイベントの情報について配信したこともありました。
2016年 內垵新船祝い
2017年 通樑新船祝いと內垵の小廟屋根リフォーム祝い
2017年 小赤村古屋修繕祝いと馬公新船祝いと講美龍德宮玉皇三公主聖誕祝い
2017年 外垵新船祝い
最後に
とかく頻繁に行われている餅撒きイベント。
これらはすべて無料で参加できて、しかもお祝いのために餅を奪い合うのが礼儀ですから現場はバーゲンセール状態となりますが皆さん楽しみながら参加しています。
ただ、イベントの性質上、事前に情報展開されることが少ないため逐一Facebookをチェックして開催日程を収集する必要があります。
カリンの宿では、現地の情報通や、他の澎湖の知り合いや友人を介してこれらの情報が集まりやすい状態にありますので、次回のイベント開催時も情報を入手できる可能性が高いです。
こういった澎湖で昔から続けられているようなイベントを通してお客様に澎湖のオモテ面(海、花火、海鮮、ビーチ)だけでなく、ディープな部分も楽しんでいただけたらと思っております。
今年も始まったばかりで、これから一年また楽しいイベントが目白押しでしょう。
当宿ではそういったイベントや、お客様との交流を心待ちにしております。