澎湖(ポンフー)武轎踩街閉幕 大迫力の電飾神輿たちの記録
※空拍影片(空撮記事はこちら)↓
先日ご紹介した
澎湖の神々が大集結、街中を練り歩く武轎踩街が大熱狂のなか閉幕いたしました。
今回は例年と違い、4回に分けて行われました。
例年では、毎年元宵節に1回、花火節の開幕か閉幕に1回、観光シーズン真っ只中に1回というような感じで、年に3回ほどですが、今年は合計6回行われました。
というのも、以前から紹介している「世界で最も美しい湾クラブ」の年次総会の関係で今年はとにかく澎湖を盛り上げようと、政府も観光資源の一つとしてこの武轎踩街を重視しているということです。
政府も、澎湖を語るうえでこの廟宇文化ははずせないということでしょう。
カリンの宿でも毎回このイベントを楽しみにしています。
今回も素晴らしいイベントになりましたので、ここに記録したいと思います。
目次
最終回は22台の神輿が集結
澎湖の武轎は全部で約30台ほどですが、22台というと約70%の武轎が集結したことになります。
実際現場にいて感じたことは、活気、熱気、覇気です。
中国語で表現するなら、帥氣、意氣でも合っていると思います。
電飾を施した神輿に、乗っている神様、そして神輿を担ぐ人たちもとてもかっこ良いです。
各回の様子
第1回と最終回は、それぞれ20台近くの神輿が参加し、大盛り上がりでした。
第2回と第3回は、どちらかに出たらもう片方は出ない、というスタンスでしたが興仁懋靈殿は第1回を神様の思し召しで欠席しているため、第2回と第3回のどちらにも参加した、と推測しています。
どの回も、県政府前から出発して、中正路を練り歩くというルートで行われました。
中正路の一番下の交差点は、神輿同士の挨拶がありますので、見るにはいいスポットです。
回によって、旧式の武轎や屋根付きの電飾が少ない武轎を出す廟もあり、たくさんの種類の武轎が見られて個人的には大満足でした。
※第1~3回は、また後日あらためて別ページでまとめたいと思います。
この場では2018/11/4の最終回について書いていきます。
最終回
日程
2018/11/4 22台参加
参加廟
練り歩き順に
外垵魯國大夫廟,外垵溫王宮,案山北極殿,菓葉聖帝廟,嵵裡水仙宮,鐵線清水宮,西衛宸威殿,龍門安良廟,後寮威靈宮,赤崁龍德宮,內垵內塹宮,山水上帝廟,鎖港北極殿,林投鳳凰殿,風櫃溫王殿,湖東聖帝廟,尖山顯濟殿,重光威靈殿,南甲海靈殿,鼎灣開帝殿,七美黃德宮,潭邊東明宮
ダイジェスト(写真)
動画
最後に
さて、今年の練り歩きイベントは終わりました。
あとは地域でも、夜巡というイベントがあったら、武轎が見られるかもしれません。
この場合、少数ですので1台の武轎をまじまじと観察することができてこれはこれで楽しいですよ。
次回の武轎踩街は、例年通りなら来年の元宵節あたり(2019/2/19前後)の時期になると思います。
この記事を見て興味が湧いた方は、ぜひ来年の元宵節あたりを狙って来てみてはいかがでしょうか。
澎湖もカリンの宿も、あなたを歓迎いたします。