カリンの宿(花梨客棧)

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コロナ禍での澎湖~離島散策

世界中の国々がコロナの脅威にいまだに晒される中、いち早く脅威から抜け出し、経済活動や日常を取り戻しつつある台湾。

台湾内ではすでに観光レジャー、スポーツや音楽イベントなども再開されています。

澎湖は、台湾人にとってリゾート地ですので、海外に行けない今、休暇を澎湖で過ごそうと考える台湾人も多いことでしょう。

今年は澎湖に訪れる観光客がとても多く、昨年の遠東航空の倒産にもかかわらず、チャイナエアラインがタイガーエアの機体を台北松山空港から澎湖まで臨時で飛ばしているような状況です。

そんな多忙の合間に、いろいろな場所に行き、さまざまなイベントに参加してまいりました。

今回はその一部をご紹介いたします。

目次

澎湖南方四島國家公園 - 西嶼坪嶼

澎湖の4島巡りといえば、
・桶盤(柱状節理の大パノラマ)
・虎井(猫島)
・七美(ダブルハート)
・望安(ウミガメの地)
の4島がお馴染みコースとなっておりますが、昨今では上記西嶼坪を含む4島(他は東嶼坪、東吉、西吉)が澎湖南方四島国家公園に指定されたこともあり、ここ5年で新たな離島散策ルートとして定着しつつあります。

各旅行会社もさまざまなコースを巡るツアーを組んで、独自の戦略を立てています。

当宿では以前、お客様とともに貓嶼、花嶼、東嶼坪の3島を巡るツアーに参加いたしました。

というわけで、前回は東嶼坪でしたので今回は西嶼坪ということで行ってまいりました。

今回は天気が良かったので最高ですね。

西嶼坪は東嶼坪と同じく、港を出るとすぐ丘のようになっています。

平地部分が少ないので、住居はほぼ丘の上に集中しています。

港に着くと、まずは廟がお出迎えしてくれます。

おそらく台風か何かの影響で屋根が若干非対称となっております。

非常に趣を感じます。

入口手前に石獅、そしてよく見ると廟の両端にも石獅がいます。

中を覗いてみると、畳まれた王船がありました。

動物たち。

スライドショーには JavaScript が必要です。

西嶼坪は現在一家族しか住んでいないため、ほとんどの建物は廃墟ということになります。

廃病院。なんか出そうです。

丘の裏側には土地神様の廟があります。

眺めが素晴らしいです。

このように、のんびりと散策が楽しめるのどかな場所です。

漂着ごみ問題

こんなのどかで自然が美しい小さな離島でも、漂着ごみの問題はあります。

澎湖は大小90もの島からなりますが、人が住んでいる島、住んでいない島全ての島でこのような漂着ごみの問題が発生しています。

澎湖の有志の方々は環境保護に取り組んでいますが、毎シーズンのごとく流れ着く海外からの漂着ごみには頭を悩ませているのが現状です。

SDGsの14項目目に目標で掲げられている通り、海のプラごみ問題はすでに全世界の問題となっています。

日本でもレジ袋有料化が始まりましたが、これはスタートに過ぎません。

できるだけプラ製品を使わない、もしくは再利用する、そうすることで消費が減るため結果的に生産も減り、ごみも減ります。

いつまでもこの澎湖の美しい海があり続けること、海の環境問題がこれから良くなっていくことを祈っています。

最後に

澎湖の美しい離島、そしてごみ問題について紹介させていただきました。

カリンの宿では、こういった離島観光や本島でのツアーのおすすめや、安くチケットがお求めできるような仕組みを用意しておりますのでご旅行の際はぜひお問い合わせください。

また、環境保護の取り組みにより、有志によるビーチクリーンや、澎湖の伝統文化を守るイベントなど、適宜参加しておりますので、それらにご興味がある方もぜひお問い合わせください。

皆様の澎湖旅行が清々しく有意義で楽しいものとなることを、当宿では応援いたしております。


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