カリンの宿(花梨客棧)

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澎湖冬のイベント番外編 観光地めぐり

最近、お客様と観光地めぐりをすることも多いため、実際行ったところを紹介していきたいと思います。

目次

とっておきの夜食

まずは、深夜1時から始まりました。
外垵にある深夜1時半から営業している早餐のお店に行きました。
このお店は最近は夕方6時ぐらいまで営業しているのですが、深夜に行くことが澎湖人のステータスです。
今回もそれに倣って深夜1時に出発しました。

外垵まではバイクで1時間弱かかりますので着いたときにはすでに営業中でした。


↑外垵刈包(読みはㄍㄨㄚˋㄅㄠ gua4bao1)福氣早餐店。
澎湖で唯一無二の存在です。


↑店名にもなっている刈包。中身は卵と豚肉と大量の酸菜。



↑爆漿黑糖饅頭。開けると中から黒糖の汁がドバッと飛び出してくるのでご注意。

夜食はあまり健康に良くない感がありますが、たまには深夜の冒険がてらに悪くないと思います。

玄武岩づくし

澎湖の代表すべき景観の一つに玄武岩があります。
特に、離島や西嶼(澎湖諸島の西側に位置する島)でその中でも代表的な景観を見ることが出来ます。

まずは、小門の鯨魚洞
冬場に吹き荒れる強い東北風に煽られた激しい波が、玄武岩の壁に打ち付けて長い年月を経てこのような鯨の頭のような形となりました。


↑満潮の時はここまで水が来ると言うことでしょう。自然の力は恐ろしいですね。

次に、池西岩瀑。
池西にかつてあった養殖場跡の目の前に、まるで滝のような玄武岩が広がっています。


↑今は使われていない養殖の施設。ナマコや小魚が生息しています。


↑○モっぽい魚もいました。

そしてお次は大菓葉
こちらは言わずと知れた有名な観光スポットです。


↑冬場は水が干上がっていることが多いです。(冬でも湿気はそれほど下がってないんですが)

さらに、大菓葉には裏側もあります。それが三石壁。
以前はどうやって行くかわかりづらくて秘境のような場所でしたが、今や新たな道ができて簡単に行けるようになりました。


↑(当日は逆光で良い写真が撮れなかったので別な日に撮った写真です。。)

ちなみに
以前Twitterではシェアしたのですが、実は最近二崁にも新たな秘境と呼ばれる玄武岩の景観が発見されました。
発見されたというより、地元の人達は知っていて、政府にも情報が入り公になったという感じです。
今後、この地を観光地化するのかもしれません。
旅の帰りにちらっと二崁に寄って、その場所は把握したのですがgoogle mapで確認する限り夏は草が生い茂りほぼ100%発見できないような状態でした。
時間があれば、政府が動き出す前に一度行ってみたいと思っています。

西嶼巡り

西嶼(別名:漁翁島)に行ってきました。
ちなみに上で紹介しているのも全て西嶼郷に位置します。西嶼は魅力がたくさんですね。

まずは、三仙塔。
三仙塔は澎湖最西端の港町である外垵を見守る石敢當です。
三仙塔のある部分から外垵を一望できます。
外垵の港から見てみるとこんな感じ。


↑赤丸の部分が三仙塔

そして、上から見渡したのがこれです。

よく、地中海的な、とか聞くことがありますがどうでしょうか。
ちなみに夜景はもっと綺麗ですよ。

次に、二崁村
メジャーな観光スポットで、清朝時代に陳さんがやってきて村を作った当時の集落の状態が残されている歴史的に貴重な集落です。
ですので、陳という苗字も村にはとても多く、その陳さんの旧家なども残されています。
建物もその当時の形のもので、実際に住んでいる村人もいる現役の村です。

個人的に、二興宮(二崁に現在建設中の廟)が気になっていたのでちょうど良かったです。
以前ブログでお伝えしたように、神様の移動の儀式が昨年末に執り行なわれたと書きましたが、実はまだ完成しておらず神様の移動も行われていませんでした。

塗装などもまだで内側も装飾などがほぼ施されていないため、完成はしばらく先になることと予想されます。
ちなみに、二崁で偶然カリン老師と会いました。澎湖は小さい島なのでこんなこともたまに起こります。

まとめ

というわけで、2日連続で外垵まで行った旅だったのですが、バイクですと片道だいたい45分程度で、風も奇跡的に弱い日でしたが、正直あまり楽ではありませんでした。
西嶼に行く途中の跨海大橋や、外垵方面でも昨年死亡事故がありました。
ですので、ご自身で遠出する際は体調も考えて安全を第一に楽しい観光をしてくださいね。


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